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脂肪吸引

脂肪吸引後のボコつきは治る?一時的な凹凸と失敗の見分け方

脂肪吸引後のボコつきは治る?一時的な凹凸と失敗の見分け方

1.はじめに

「脂肪吸引後にボコボコする」「失敗したのでは?」という不安を持つ人は少なくありません。
結論から言うと、脂肪吸引後のボコつきの多くは一時的な変化です。
一方で、医師の技術や皮膚の状態によっては改善しにくいケースもあります。

本記事では、ボコつきの原因・見分け方・改善法についてわかりやすく解説します。

2.ボコつきが起こる原因

ボコつきが起こる原因は一つではなく、下記のような様々な要因があります。

①術後の皮下組織の癒着・繊維化による一時的なもの

術後は一般的に皮膚と皮下組織が部分的に癒着したり、線維化(組織が硬くなる現象)が起こります。
癒着が強い部分は皮膚が内側に引っ張られ、くぼみのように見えることがあります。

多くの場合時間の経過とともに組織が馴染んでいきますが、癒着の程度は体質や術後ケアの仕方によっても差が出ます。

②術後ケア(圧迫やマッサージ)の有無や頻度

手術後数週間は、体内で炎症反応が起こり組織が修復されていく大切な期間です。

この期間に適切な圧迫・マッサージを行うことで皮下組織の癒着を防ぎ、体液の滞留によるむくみを軽減できます。
反対にこの期間のケアが不十分だと、組織が不均一に固まってしまい、結果として凹凸が残りやすくなることが指摘されています。

これらは術後の一時的なものであることが多く、時間の経過とともに改善が見られることがほとんどです。

③皮膚のたるみ・弾力低下(年齢や体質により異なる)

一般的には脂肪を吸引した後、皮膚がその範囲に合わせて自然に収縮することで滑らかな仕上がりになります。
しかし、加齢や過度な体重減少などにより皮膚の弾力が低下している場合、皮膚がうまく収縮しきれず、たるみやしわのような凹凸として残ることがあります。

これは部位によっても差があり、例えば二の腕や膝周りなど皮膚が薄い部位はもともと影響が出やすい傾向があります。

そのため、部位や個人の皮膚の状態に合わせた吸引方法が重要です。

④医師の技術・カニューレの操作による脂肪の吸引ムラ(層の取り残し・取りすぎ)

皮膚のすぐ下にある「浅層脂肪」は、仕上がりの滑らかさを左右する重要な層です。
この層を丁寧かつ均一に処理できるかどうかは、医師の経験と技術によって大きく異なります。
カニューレの動かし方にムラがあると、脂肪の取り残しや取りすぎが部分的に発生し、それが表面の凹凸として現れます。

吸引のムラが起きる要因は大きく分けて3つです。

⚫︎浅い層を取り過ぎる

⚫︎カニューレの通し方が均一ではない

⚫︎脂肪を残す厚みを正確に調整できない

このように、脂肪吸引では「どれだけ取るか」だけでなく、「どこに・どれだけ脂肪を残すか」が仕上がりを左右します。
ボコつきのリスクは、医師の技術によって軽減できるケースが多く、医師選びが最も重要ということです。

3.一時的なものと後遺症的なものの見分け方

時期の目安

脂肪吸引後は、多くの場合、術後の腫れやむくみによって一時的に凹凸が目立ちやすくなります。

【術後〜数週間】腫れが強く、皮膚表面の凹凸が最も目立ちやすい時期
【術後1〜3ヶ月】腫れが徐々に引き、組織がなじみ始める時期
【術後3〜6ヶ月】皮膚と皮下組織が安定し、最終的な仕上がりに近づく時期

このように、脂肪吸引の仕上がりは数ヶ月かけて変化していくため、術後すぐの状態だけで判断せず、一定期間は経過を見ることが基本となります。

セルフチェックのポイント

経過観察中でも、以下のような点を意識して確認しておくと変化に気づきやすくなります。

触った感触】柔らかくフラットになじんできているか、硬さの残る部分がないか
【押した時の痛み】時間の経過とともに痛みが軽減しているか
【左右差・部位差】時間とともに差が縮まっているか、それとも変わらないか
【皮膚の色や状態】赤みや炎症が続いていないか

これらは経過観察の一つの目安であり、正確な状態の判断には医師による診察が必要です。

クリニックに相談すべきサイン

以下のような場合は自己判断せず、早めにクリニックに相談することが推奨されます。

・時間が経っても凹凸や硬さが改善しない
・皮膚の色調が赤〜紫色で他と比べても色味が悪い
・左右差が大きく、時間が経っても縮まらない
・可動域制限がある

これらのサインがある場合、経過観察を続けるべきか、追加のケアや治療を検討すべきかについて担当医師が診察のうえ判断します。

4.リスクを抑えるために確認すべきポイント

脂肪吸引後のボコつきは、医師の技術力や機器、術後のフォロー体制によって発生リスクが大きく変わります。
反対に、施術を受ける前にいくつかのポイントを確認しておくことで、リスクを最小限に抑えることができます。

ここでは、カウンセリング時に確認すべき5つのポイントをご紹介します。

①症例数・実績

脂肪吸引は、部位によって皮下組織の厚みや脂肪の性質が異なり、必要とされる技術も変わってきます。
カウンセリングの際は、希望する部位の症例数や、医師がその部位を得意としているかを確認しましょう。部位によって経験に偏りがある場合もあるため、「その部位の実績」を具体的に聞くことがポイントです。

②カウンセリングでの説明内容(リスク説明があるか)

リスクについて触れないカウンセリングには注意が必要です。

信頼できる医師はメリットだけでなく、ボコつきや左右差などが起こり得るリスク、その発生要因、万が一の際の対応についても事前にしっかり説明します。
質問した際に納得のいく説明が得られるかどうかも判断材料になります。

③使用する機器・吸引方法

脂肪吸引にはさまざまな方式があり、仕上がりの均一性に影響することがあります。

④術後のアフターフォロー体制

術後の圧迫指導やマッサージ指導、経過観察の頻度など、アフターフォロー体制が整っているかも重要な確認ポイントです。

⑤修正実績の有無

修正実績があるかどうかは、実は技術力を判断するうえで重要な情報です。
万が一の修正に対応できる技術と実績があるということは、幅広い症例に対応してきた経験があるという裏付けにもなります。また修正が必要になった場合にどのような対応をしてきたかを聞いてみるのもよいでしょう。

これらのポイントは、どれか一つだけで判断するのではなく、カウンセリング全体を通して総合的に確認することが大切です。
当院では、症例写真や治療方針について丁寧にご説明したうえで施術をご案内しておりますので、疑問点がございましたらお気軽にカウンセリングでお尋ねください。

5.よくある質問(Q&A)

Q1.痩せ型でも均一に仕上がる?

A. 痩せ型の方は皮下脂肪が薄く、皮膚のたるみも出やすいため、標準的な体型の方に比べてボコつきが目立ちやすい傾向があります。ただし、これは「痩せ型だから必ずボコつく」ということではなく、残す脂肪の厚みの調整や吸引する層の見極めなど、より繊細な技術が求められるということです。
カウンセリングの際に、ご自身の体型・脂肪のつき方を踏まえたシミュレーションや説明をしてもらえるかを確認しておくと安心です。

Q2.ダウンタイム中の見た目は普通?

A. はい、術後数週間は腫れやむくみの影響で、皮膚表面に凹凸を感じることは珍しくありません。これは組織が炎症から回復していく過程で起こる一時的な変化であり、多くの場合、時間の経過とともに徐々に目立たなくなっていきます。
ただし「どの程度が正常な経過の範囲か」は個人差があるため、不安な場合は自己判断せず、術後診察の際に担当医師に確認することをおすすめします。

Q3.万が一の場合の保証はある?

A.はい、当院では1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月で定期的な診察をして医師が経過をしっかりと診察させていただきます。また、万が一取り残しやボコつきなどがある場合には保証制度で再手術を行うことも可能です。

6.まとめ

「このボコつきは正常なのかな?」  

「時間が経てば改善するのかな?」

と不安に感じる方も少なくありません。

当院では診察時に現在の状態がダウンタイムの範囲内なのか、それとも追加治療が必要なのかを丁寧にご説明しています。

大切なのは、不安なまま施術に踏み切るのではなく、事前に情報収集をして、疑問や不安をカウンセリングの場でしっかり解消しておくことです。

ご不安な方はお気軽にご相談ください。